不動産購入~実際に進めていく際の流れ~

不動産購入をお考えの皆さんの中には、楽しみな気持ちを抱く反面、どうしても不安感を拭えないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
やはり何も知らずに取引を開始するのと、ある程度の予備知識を持って臨むのとでは心持ちや実際の進み具合にも影響が出てくるかと思います。
以下に、〝不動産購入の流れ〟について、簡潔にではありますが解説していきたいと思います。
この記事の目次
不動産購入の流れを知る前に・・!~分譲物件と仲介物件~
不動産は大きく分けて、「分譲物件」と「仲介物件」という形態に分けて販売されています。
それにより、購入の流れも変わるのです。
分譲物件とは?
⇒ 売主である不動産会社から直接購入する物件のこと。
※売主から販売代理を受託した不動産会社が窓口になる場合もあります。
仲介物件とは?
⇒ 売主から仲介の依頼を受けている不動産を通して購入する物件のこと。
※不動産会社への仲介手数料が発生する場合があるので事前にご確認を!
希望する条件の整理
まずは、ご自身がどんな物件を希望しているのか、具体的に条件を整理してみましょう。
紙に書き出しながら進めるとスムーズに整理できるでしょう。
・住宅の種類 (一戸建て?/マンション?/新築物件?/中古物件?)
・広さや間取り ・地域
など、他にも細かい部分で具体的な条件を挙げてみます。
次に予算を決める
希望する条件がある程度まとまったら、概ねの相場を調べ、予算の目安を立ててみましょう。
物件の購入資金だけでなく、登記費用や税金、住宅ローンの諸費用など、様々な資金が必要となります。
いざ、希望の不動産を探す!
新聞に入っている折込み広告などもありますが、インターネット検索ですと詳細な希望を設定してすぐに絞り込むことが可能なので大変便利です。実際に不動産会社に紹介してもらい、物件情報を集めていくのも良いですね。
実際に物件を見学してみる
気に入った物件を見つけたら、まずは実際に足を運び、五感を使いながらじっくり見学することをおすすめいたします。その際、物件自体の間取りや設備などはもちろんのこと、周辺環境や購入条件などもしっかり確認しておくとベストですね。
購入の申し込みをする
正式にその物件を購入する意思を示すことになる、大事な手続きです。
基本的には先着順となるため購入が決まったら早め早めに行動することがベストです。
※仲介の場合・・この申し込み時に、不動産会社の担当者が売主との交渉に入ることになります。
重要事項の説明を受ける
不動産会社の宅地建物取引士などから、購入物件に関する重要事項の説明を受けましょう。
契約前に必ず行われる大切な場面になります。
重要事項説明書には専門的な内容も多く記載されているため難しく感じ、最後まで集中して聞き辛い場合もあるかとは思いますが、
〝購入を検討する際に確認していた情報と異なっている説明はないか?〟
などの見落としがないよう、きちんと確認するのが最善です。
売買契約を結ぶ
重要事項説明の内容やその他の契約内容を再度しっかりと確認し、納得できましたら、ようやく売買契約を結ぶことになります。一般的にはこのタイミングで手付金を支払います。
引渡しを受ける
物件が完成しましたら残代金を支払い、売り主から物件を引き渡されますので登記手続きを行います。その後、晴れてその物件が自身の手中へと移ることになります。
おわりに
上記のように、不動産購入の流れの中でのステップはいくつも存在します。
不動産購入はどの方にとってみても決して小さな買い物ではないでしょう。