さまざまある投資の中で不動産投資の入門を考えてみる

はじめに
投資というと株式投資やFX、ファンド、IPOなどいろいろありますがが、
今回は不動産投資について考えてみたいと思います。
不動産投資とは
不動産投資とは、マンションなどの不動産を購入し、購入した不動産を賃貸したり売却することにより利益を上げようとするものです。
不動産投資による利益の上げ方は大きく分けて2種類あります。
まず1つ目は、賃貸による利益の上げ方。
例えば、マンションやアパート、ビルなどを貸し出して賃料収入を得るというやり方です。
こうして得た利益をインカムゲインといい、株式投資でいうところの配当です。
2つ目は、売却による利益の上げ方。
こちらは、買った時の価格と売った時の価格の差で利益を出そうとします。
この売買で得た利益をキャピタルゲインといいます。
今の時代、キャピタルゲインはほとんど期待できないのが現状です。
ですので、投機的にキャピタルゲインを狙うのではなく、インカムゲインで稼ぐことに焦点を絞って進めていくのがいいでしょう。
しかし、最終的に利益を確定するときには必ずこの2つ、インカムゲインとキャピタルゲインの関係性によって決まります。
不動産投資の最大の魅力は何か?
これは間違いなく、不労所得を長期に渡って得られる可能性があるということでしょう。
不労所得とは読んで字のごとく、労をいとわず得る所得のことですが、
不動産投資によってもたらされる収入はまさにこの不労所得であり、
しかも、数ある不労所得の中で最も不労所得性の高い不労所得ではないでしょうか?
つまり、いくら働かずして得られる収入が不労所得だとしても、必ず最初は何かしらのアクションを起こさないといけないのです。
株式投資なら銘柄の選択から注文まで。本の印税なら執筆活動。といった具合に必ず最初にアクションを起こしています。
そして、そのアクションの質によってその不労所得の量と、それがいつまで続くかが決まります。
銘柄の選択を間違えば早々に損切り。大した内容の執筆ができなければ本も売れない。
といった具合に、不労所得は割と早い段階で消えてしまうことになります。
もちろん不動産投資にも同じことが言えます。
しかし、成功した不動産投資からは何年、何十年にも渡り、安定した働かずして得られる収入がもたらされます。
ただ、アクションもどの投資よりも大きいのですが・・・。
不動産投資の魅力について、不労所得という側面だけについて述べましたが、
もちろん他にもたくさんあります。しかし、本来それ以外のことは考えるべきではないです。
例えば、
「経済の勉強のために」とか、
「あの人が節税になると言っているから」など、そんな理由で不動産投資をしてはいけません。
授業料が恐ろしく高くつく場合があります。
先ほど、「長期安定した不労所得が・・・」と述べましたが、逆に言えば長期安定した損失になりうる可能性もあります。
不動産投資に挑むのであれば(それ以外の投資もそうですが)、「絶対に稼いでやる!」という意気込みでやったほうが良いでしょう。
そんな人に対して、不動産投資はとても魅力あるものになるはずです。
まとめ
不動産投資にもメリットもあればデメリットもあります。
空室対策、建物の老朽化、家賃不払い、クレーム対応など、それを頭に入れて不動産投資を始めなければならない、すべてがバラ色に考えてしまうと、
落とし穴に落ちて失敗してしまう可能性があります。
そこで失敗しないためにも立地を第一に考え、利回りはどれくらいなのか?など計算して不動産投資すると良いのではないでしょうか。