不動産担保ローンを利用するとき、気を付けたい4つのポイントとは?

この記事の目次
初めに
不動産投資を始めようと思っている方では、
今住んでいる一軒家を担保に考えている方がいらっしゃるかも知れません。様々な事情をお抱えでしょうが、先立つものが少ないと大変でしょう。銀行の前を通り過ぎると、ある広告に目が留まりました。
それが、不動産担保ローンです。一体どういうローンなのか知りたくなったあなたは、銀行へと入りました。
今回は、その不動産担保ローンについてお話ししましょう。
不動産担保ローンって何ですか?
不動産担保ローンの事が知りたくなったあなたは、銀行の窓口で担当さんとお話しすることになりました。まず知りたいのが不動産担保ローンのこと。それを知らないと何が何だかわからないあなたに対し、銀行の方が説明してくれました。
そもそも、不動産担保ローンとは何なのかを説明する事にしましょう。
不動産担保ローンとは、今住んでいる一軒家を担保に様々な用途に合わせた資金を融資してくれるローンの一つであり、金融商品の一つです。不動産担保ローンの特徴は以下の通りです。
教育ローンなど用途は自由
お子さんが進学するにあたり、教育費には金がかかってしまいます。授業料だの入学金だの、学校へ進学すればするほど、コストでもかかってしまいますね。親元を離れて生活するならば、居住先の確保なども考えなければなりませんので、これは親にとっては頭の痛い問題になってしまいます。
それ以外にも、自動車の購入の為やマンション経営をするのに必要な資金確保、それに我が家のリフォームやリノベーションなど、用途は広範囲ですので使い道については原則自由です。
借入限度額の高さ
不動産そのものを担保にしますので、借入限度額が高くなるところがあり、前述した教育ローンや他ローンからの借り換えなど、様々な用途で活用する事が出来ます。
固定資産税や相続税などと云った納税に
固定資産税や相続税などと云った税金は、しっかり納めないといけませんね。なので、固定資産税などと云った各種税金を納めるために使う事が出来ます。
おまとめローンとして
他社からのローンの借り換えにも使う事が出来、複数あるローンの返済を一本化して効率よく返済できるようにする事が出来ます。その他、担保ローンの見直しにも使う事が出来ます。
医療費や有料老人ホームへの入居費用として
値段が高騰化していく医療費(先進医療は自己負担)や、有料老人ホームに入居するための費用として活用する事が出来ます。
注意点
しかしその一方で、気を付けたい事があります。
借入額にも限度がある!
不動産を担保にしてローンを融資する事が出来ますが、やっぱり金融商品ですので借入額にも限度があります。取り扱う銀行等により最高限度額がまちまちですが、上限で10億円までとされているところがあるようです。
借入対象不動産の所在地にも限定される!
銀行によっては、借入対象の不動産所在地が限られることがあります。首都圏や近畿圏はともかく、名古屋市内や福岡市内等と云った大都市圏に限定されるところがありますので、不動産ローンを利用される方は、不動産所有地が限定されるところがありますので注意が必要です。
利用にも費用がかかる!
不動産ローンを融資したとしても、当然ながら費用はかかります。
・事務手数料
・不動産調査料
・収入印紙代
・抵当権設定の登記費用
・火災保険かかり金(火災保険加入済みの方は不要)
と、このような費用がかかってしまいますので、不動産ローンを融資する方は注意が必要です。
返済計画はしっかりと!
銀行から借りるお金になりますので、借りたものはきっちりと返すのルールにのっとり、しっかりとした返済プランを自分で計画していくことが大事です。計画を立てた以上は責任を以て返済していく必要があります。
終わりに
銀行のスタッフから話を聞いたあなたは、今後自宅へ持って帰ってご家族の方々と相談し、検討することになりました。銀行からの融資ですので借りたものはしっかり返すというルールにのっとったうえでしっかりとしたプランで返していくことになりますので、不動産担保ローンを利用するならば、責任もって返済する気持ちで利用してたいものです。