ベストセラー『金持ち父さん、貧乏父さん』という本を知ってますか?

はじめに
ベストセラーになった「金持ち父さん、貧乏父さん」について
お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれます。お金を稼ぐには?お金とどう向き合うのが良いか?すごく知りたくて大事なのことなのに学校教育では絶対に教えてくれないことです。それらを2人の登場人物を土台にして語った今作。
高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そして13才のとき学校を中退した親友の父親である億万長者を軸に、少し極端ではあるがコツコツ働くよりも、お金を稼ぐ方法を見つけること(不労所得者)や、お金との向き合い方を説いています。
目次
● 教えの書(金持ち父さん、貧乏父さん―ロバート・キヨサキが語ったこと
● 金持ち父さんの六つの教え
● 金持ちはお金のためには働かない
● お金の流れの読み方を学ぶ ほか)
● 実践の書(まず五つの障害を乗り越えよう
● スタートを切るための十のステップ
● 具体的な行動を始めるためのヒント)
エピローグ たった七千ドルで四人の子供を大学に行かせた男の話
●「収入から税金が引かれ、生活費などの費用が引かれ、残った額から投資に回す」というキャッシュフローを「収入からまず投資に回しなさい」という提言
●職業収入にのみ頼って投資活動に恐れを抱くようでは金持ちになれない
●「職業以外に自分のビジネスを持ちなさい」という提言
●株や不動産などに投資することで資産運用の好循環がもたらされるが、何よりも大切な投資対象は頭脳である。いきなり金融商品に投資するのではなく、まずは知識をつけ金融商品に対する知性を養うべき
感想
● 今年1年で1番私に衝撃をくれた本です。
この本をきっかけに、資産運用を始めました。
タイトルからは中身が想像しづらいが、お金を稼ぐ(お金を自分のために働かせることを知っている)ことを教え込んでくれた友人の父が「金持ち父さん」。高学歴、公務員(教師)、一生懸命働き、そこそこの暮らしを維持していたのが「貧乏父さん」。という作りになっています。
汗水たらして働くこと ≠ 金持ちになること という話はこれまでも目にしたことはありましたが、これほどまでに分かりやすく、その常識を否定してくれた本はなかった気がします。
資産とは。
1 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2 株
3 債券
4 投資信託
5 収入を生む不動産
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貧乏父さんは、安定した仕事につくようにすすめ、金持ち父さんは自分が一番好きな資産を手に入れるように励ました。
・・・親代々の資産家、長い間裕福な状態を続けている金持ちたちは、まず最初に資産を築きます。そのあとで、資産から生み出された収入でぜいたく品を買う。中流以下の人間は、自分の血と汗の結晶と子供へ相続すべき財産とを使ってぜいたく品を買います。
こんなメッセージも。
たいていの場合、人が金銭的な成功を手に入れられない最大の原因は、金持ちになる喜びよりも損をする苦しみの方を考えてばかりいるからです。
実際の投資のコツ
株式を「バーゲン」で買う
・・・たとえばトイレットペーパーの安売りです。すると消費者はどっと押し寄せ、買いだめをします。ところが、株式市場がバーゲンセールを始めると、たいていの場合それは大暴落だの反落だのと呼ばれて、消費者はそこから逃げ出します。スーパーマーケットが値上げをするとそっぽを向いてほかで買い物をする消費者が、株式市場が値上がりをすると買いにに走る。これではお金が貯まらなくても当然です。
著者紹介
キヨサキ・ロバート
Robert Kiyosaki
ハワイ生まれの日系四世。教育者の家庭に育ち、ハイスクール卒業後、ニューヨークの大学へ進学。卒業後は海兵隊に入隊し、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナムに出征しました。帰還後、ビジネスの世界に乗り出すと、1977年ナイロンとベルクロを使ったサーファー用の財布を考案し、会社を起こして大成功した。その後いくつもの会社を起こし、1994年に47歳でビジネス界から引退すると、金持ち父さんから学んだ教えを広めるため、ボードゲーム『キャッシュフロー』を考案し、『金持ち父さん 貧乏父さん』を書きました。
『金持ち父さん』シリーズは、世界で2600万部を突破した。多くの読者が、この本を読んで人生が変わったという経験をしています。
まとめ
著者の楽しみは、投資(不動産と小規模の会社への投資)と教育です。
この本が誠実に書かれていていると信じて、投資の世界へ足を踏み入れてい見るのもよいかと思います。