日本政策金融公庫を活用するための事業計画書とは?

はじめに
皆さんは会社を興したり、マンションの一室を購入して第三者へ貸して大家さんとして経営したりと、実業家の道を考えたことがあると思います。確かに会社に勤めてると、自分だったらこんな経営をしないはずなのに、や子供のころからの夢(例えば、女子ならばケーキ屋さんになって、どの店にもない美味しいケーキをお客さまに売って喜ばれたい、など)を叶えてみたいという事もおありだとお思いでしょう。
ですが、お店を興したりマンションの経営者になったりするにもお金がかかります。銀行等で融資をする事も出来ますが、それ以外にも融資をする事が出来るところがあることを、皆様はご存知でしょうか?
今回紹介する、日本政策金融公庫で事業申請をすることが可能です。
と云っても、一般的な金融機関同様、お金を融資するわけですから返済もそれ相応に計画を立てないと意味はありません。ということで、日本政策金融公庫と事業計画について紹介していきましょう。
日本政策金融公庫とは
日本政策金融公庫で事業申請する話をする前に、まずは日本政策金融公庫の事について紹介していきましょう。
日本政策金融公庫ってあまり聞き慣れないと思いますが、それは一般的な話で、それよりも一般的な銀行や信用金庫などと云った各種金融機関が当たり前と云っても過言ではありません。
日本政策金融公庫は政府が100%出資する国有の金融機関です。一般的な金融機関は100%純民間の企業そのものですが、日本政策金融公庫は100%国有なのです。もしも災害などが起きたとしましょう。
金融機関としては、その心配が一番の懸念となりますが、日本政策金融公庫の場合は、こういった自然災害などに対するセーフティネットが徹底しており、もしもの場合に備えて万全な体制をしているわけです。
皆様が実際に起業を起こしたりする際、あるいは海外へ展開したりするときや農林水産業をする際にも、大いに役立てられこれらの事業に対する支援をしているわけです。それだけでなく地域の発展にも寄与しているわけですので、民間の金融機関とも連携することにより地域活性化にも貢献しているのです。
全国152支店を持つ日本政策金融公庫ですが、ネットワーク力を駆使してマッチングや関連団体との連携性を持つ支援のほか、経営の課題となることについてのコンサルティング機能や財務診断や情報を提供したり、創業される方や中小企業などに対する金融ローンを発売しています。日本政策金融公庫は、そういう意味でも一種の金融機関ともいえるわけです。
実際に利用してみよう!!
皆様が事業を起こす際、お店が真っ先に浮かび上がりますよね。それ以外にもマンションやアパート経営も一つの事業と云えるわけです。マンションやアパートの一室を経営目的で購入するとしても、部屋一室を買う金額はお弁当を買うのと違い、簡単に買い物をする事が出来ません。
と云う事は当然、融資をすることになるわけです。
日本政策金融公庫の場合は、国民生活事業と云うカテゴリーとして扱われます。まずは日本政策金融公庫のサイトへアクセスしましょう。
サービスの案内の項目に各種ダウンロードのページがあります。その中で、国民生活事業の項目がありますので、借入申請書をダウンロードする事により手元に印刷されます。なお皆さんが実際印刷をする際、両面印刷となりますのでダウンロードをする際にはこの点に十分注意してください。
また、借り入れ申請書の書き方がわからない方に対しては、「借り入れ申請書の見本」をダウンロードする事が出来、記入の際にはそれを参考にして書くといいでしょう。まさに心強い資料です。
「自分は新たに事業を起こしたいんだ」と云う方には、「創業計画書」と云う計画書に記入をしていただくことになります。記入に困ったら書き方の見本をダウンロードする事が出来ますが、サイトには一部の企業の記入例しかありませんので、これらを参考にしながら記入するもよし、自分で工夫して記入してもかまいません。
その他企業概要書や事業計画書や進捗報告書、経営改善計画書などをダウンロードしてから印刷し、必要項目を記入することになります。なお、皆さんが実際に起業をする際、目的が違いますのでダウンロードは自分がやりたい事に合った内容に見合ったものをするといいでしょう。
それ以外にも、小企業の経営指標や創業のマニュアル的バイブルである創業の手引きがダウンロードする事が出来ますので、実際に起業をする際には大いに役立つことでしょう。
終わりに
自分が子供のころの夢を叶える為、起業をしたり農家となって美味しい野菜などを作ったり、あるいはマンションを経営して将来の貯蓄や年金対策をしたいとお思いの方が、たくさんいらっしゃることでしょう。そういう方々にぜひ活用していただきたいのが、日本政策金融公庫です。起業などをする際、一つの選択肢にもなりますし、ご活用を検討していただければ幸いです。